2023/02/09
お知らせ
新設備(工作機械及び検査装置)の導入【2023年3月】についてのお知らせ
年があけて早いものでもう2月になりました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
この記事では3月に導入予定の設備についてご紹介させていただきます。
2023年3月に導入予定の設備紹介
来月(2023年3月)に導入予定の設備は4台です。新年のご挨拶の記事でご案内していた時には3台の予定でしたが、もう1台、検査の機械が増えました。(1台増えてる!なんて太っ腹なの?!とブログ担当は思ったのでした。言いませんでしたが…。)
これらの機械導入のタイミングで、機械のレイアウトも大きく変更し、作業性も改善させる予定となっています。
それでは、この度導入予定の設備(機械)について紹介していきたいと思います。
2023年3月 新導入機械 ① 縦型マシニングセンター MILLAC561VⅡ
こちらはすでにテクノス三木の中で使用しているマシンで2台目になります。
※一部バージョンアップしています。
画像引用:オークマ株式会社公式ページ
この機械は、もともと使用していた古い機械と比較すると、加工の速度が倍に!!さらに使用できる刃物の種類が増えるため、より多くの製品の加工が可能になります。
またこの機械の導入により、マシニングセンターの機械のうち3台が同じ会社(オークマ)の機械になるため、プログラムを共有できるようになります。
このプログラムを共有でいるようになるという点がものすごく便利で、過去に組んだプログラムを再度制作することになったときに、別の機械でも取り掛かることができるようになるため、作業効率を上げることができます。
2023年3月 新導入機械 ② NC旋盤(CHAKER)LB2000EXⅡ
画像引用:オークマ株式会社公式ページ
マシンのサイズはコンパクト(マシンの中ではコンパクトだけど、人が隠れられるぐらいの大きさはありますが…)。
現在使用しているほかのNC旋盤と比較すると、マシンに刃物や製品を装着する際にかかる時間の大幅短縮が可能になります。時間短縮できる理由はタッチセッター操作ができるようになるから。
タッチセッターのついていないマシンは製品を加工する際に刃物が製品に当たる長さを調整して刃物の長さを手動で登録する必要があるのに対し、このタッチセッターがついているマシンであればタッチセッターに刃物をあてるだけで刃物の位置(X軸とY軸の距離)を自動で読み取ることができます。
そのため、刃物や製品の装着を大幅に時間短縮が可能に。これまで製品に傷がつかないように、刃物が痛んだりしないように紙を挟みながら微調整していた手間が省け、早く確実な製品の制作をすることができるようになります。
2023年3月 新導入機械 ③ 画像寸法測定器 IM-8000
検査のための新しい装置です。
小さな製品の測定に向いた検査装置で、台の上にのせてスイッチを押すだけで精度の高い測定が可能な測定器です。
画像引用:キーエンス公式ページ
測定範囲は300×200mmなので、A4用紙(よりは少し小さいですが…)程度の大きさのものであれば素早く計測ができるようになります。
2023年3月 新導入機械 ④ ハンディプローブ三次元測定機 XM-5000
新しい検査装置です。
大きな製品の計測が可能な検査装置で、最大計測可能なサイズが2000×1200×1000㎜となっています。
画像引用:キーエンス公式ページ
ハンディプロープという、小型の銃のような形状をしたものを測定したいものにあてるだけで、センサーが形状を把握して高精度な測定が可能なもので、簡単に早く精度の高い測定ができるようになります。
これまで計測が難しかった複雑な形状の製品も高精度に測定が可能になるため、これまでよりもより確実な製品を早く提供できるようになります。
≪ 2023年3月10日 追記 ≫
2023年は新設備導入でこれまでよりも早く、安定した製品を提供していきます。
以上、2023年3月に導入する予定の新しい設備についてのご紹介をさせていただきました。
正直に言うと、ものすごい入れ替えだなぁ…と、思っています。
この記事を執筆するにあたり、どういう機械なのかということを調べてみた(現場スタッフではない事務員なのであまり詳しくないため)ところ、検査装置に関しては驚愕の測定器だという感想を持ちました。
めちゃくちゃ便利じゃないですか!!センサーで測ってくれるなんて!!
0.00mm単位の精度を拡大しながら一つ一つ測るのは大変です。それをセンサーでしてくれたら相当負担が減るのではないかと…そう感じました。
切削作業をする機械については、今回新しい機械に代わることでどうなるのかということを現場のスタッフに聞き取りに行ったのですが、かなり良くなることがわかりました。
細かいことはまた、導入されたのちに報告させていただきたいと思います。
この後、8月にも新しい設備の導入を予定しています。(8月導入予定の機械の紹介はまた別記事にて)
これらの新しい機械の導入と場所の機械の配置等を大きく変えることでより良い作業環境で安定した製品を提供してまいります。