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2023/07/13
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SUSとは何?ステンレスのJIS記号について紹介します。


こんな経験、したことはないですか?
  • ●水筒を買おうとしたら、説明書きに「SUS316」って書いてあった。
  • ●ラックを見てみたら「SUS304」って書いてある。
⇒⇒だけど、これってなんの記号のことなのかわからない。「SUSって何??」
◎実はこの記号の「SUS」とは、ステンレスの状態を指しています。
JIS規格でステンレスの種類を指す記号のうちの一つが「SUS」です。「サス」と読みます。(SUS304の場合、サスサンマルヨンと読みます。)
今回の記事では、この「SUS」を含めたJIS規格のステンレスの種類を表す記号について紹介します。

ステンレスのJIS規格の記号について 
~「SUS304」など数字アルファベットの記号があらわす意味

製品の素材がステンレスの場合に見られる「SUS304」や「SUS316」などは、JIS規格のステンレスの種類を記号であらわしたものです。
それぞれのアルファベットと数字があらわしている意味についてご紹介します。

数字とアルファベットの記号が表す意味 
(JIS規格の4つの記号について)

ステンレス製品によく見られる「SUS304」や「SUS316」は、アルファベット部分の「SUS」と数字部分の「304」はそれぞれ別の意味を持つ記号で、前置記号鋼種記号が書かれています。
アルファベット部分が前置記号で、数字が鋼種記号です。
JIS規格ではこの2つに加えて、後置記号質別記号であらわされていますが、一般的に見かけることが多いのは前置記号と鋼種記号まで書かれた記号ですね。
◎ JIS規格の4つの記号 ◎
  • ★ 前置記号 (SUSなどのアルファベット部分)
  • ★ 鋼種記号 (304などの数字がメインの部分)
  • ★ 後置記号
  • ★ 質別記号


前置記号とは

一番前の部分に書かれたステンレスの状態を指す記号です。
◎ 記号が表しているもの ◎
  • SUS →→→ ステンレス鋼棒・板・帯・線材・線・管(圧延加工されたもの)
  • SCS  →→→ ステンレス鋼鋳鋼品
  • SUH →→→ 耐熱鋼棒・板
  • SCH →→→ 耐熱鋼鋳鋼品
  • D   →→→  ステンレス鋼被覆アーク溶接棒
  • Y    →→→  溶接用ステンレス鋼棒・ワイヤー
  • YB    →→→ ステンレス鋼帯状電極肉盛溶接材料
  • YF    →→→ ステンレス鋼アーク溶接フラックス入りワイヤー

鋼種記号とは

鋼の種類について表す記号です。
★SUSの場合 … AISI(アメリカ鉄鋼協会)に準じた統一番号。(下記のように大別)
  • 300番台 →→→ クロム・ニッケルをベースとしたオーステナイト系ステンレス
  • 400番台 →→→ クロムをベースとしたクロム系ステンレス(フェライト系ステンレスやマルテンサイト系ステンレスなど)
  • ※管に関しては、高温用としてHのついたものあり。
★SUHの場合 … AISIに準じた記号。AISIに相当鋼種のないものは下記。
  • クロムベース      →→→ 1けたの番号。
  • クロム・ニッケルベース →→→ 600番台以降
★鋳鋼品の場合(SCS,SCH)… それぞれ制定された順序。
  • クロムベース      →→→ 1けたの番号。
  • クロム・ニッケルベース →→→ 2けたの番号。
★溶接棒・溶接材料(D,Y,YB,YF)… AWS-ASTM(アメリカ溶接協会,アメリカ材料試験協会)の記号をそのまま採用。

後置記号とは

ステンレスの形状を表す記号です。
◎ 記号が表しているもの ◎
  • B   →→→ 棒(鋼片、鍛造品含む)
  • HP   →→→ 熱間圧延板
  • CP   →→→ 冷間圧延板
  • HS   →→→ 熱間圧延帯
  • CS   →→→ 冷間圧延帯
  • WR  →→→ 線材
  • WS  →→→ 軟質線
  • WH  →→→ 硬質線
  • TP   →→→ 配管用管
  • TPD    →→→ 一般配管用管
  • TPY    →→→ 配管用アーク溶接大径管
  • TK   →→→ 構造用管
  • TF   →→→ 加熱炉用管
  • TBS   →→→ サニタリー管
  • TB   →→→ ボイラ・熱交換器用管
  • P   →→→ 板(耐熱鋼のみ)

質別番号とは

仕上げ等に関する記号です。
◎ 記号が表しているもの ◎
  • H   →→→ 棒の熱間仕上げ
  • CD    →→→ 棒の冷間引き抜き仕上げ
  • CT    →→→ 棒の切削仕上げ
  • CG    →→→ 棒の研削仕上げ
  • №2D   →→→ 冷間圧延板,帯の艶消し仕上げ 
  • №2B   →→→ 冷間圧延板,帯のスキンパス仕上げ
  • BA    →→→ 冷間圧延板,帯の光輝熱処理仕上げ
  • №3   →→→ 100~120番研磨仕上げ
  • №4   →→→ 150~180番研磨仕上げ
  •   ※その他複数あり。

SUSとはJIS規格のステンレスの種類を表す記号のうちの一つ

金属製品の素材に書かれている「SUS304」などのアルファベットと数字は、JIS規格のステンレスの種類を表す記号です。
この記号は4つの記号からできていますが、製品などの目の届くところに書かれているのは前置記号と鋼種記号の2つです。
これらの記号で100種類以上あるステンレスの中でもどのステンレスが使用されているかを知ることができます。
**テクノス三木では様々な種類のステンレスなど、金属部品の制作をしています。**
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